閉じればカップボード、開けばデスク。1960年代 Hans J. Wegner × Ry Møbler チーク ライティングビューロー
デンマークより買い付けました、1960年代頃のヴィンテージ カップボード ライティングビューロー。
Hans J. Wegner(ハンス・J・ウェグナー)がデザインを手掛け、デンマークの家具メーカーRy Møbler(リー・モブラー)社によって製造された一台です。
上部のオープンシェルフ、中央のドロップフロント式ライティングスペース、下部の収納キャビネットをひとつにまとめた機能的な構成。
収納家具として使いながら、必要な時だけデスクを開いてワークスペースをつくることができる、ウェグナーらしい実用性を備えたヴィンテージ家具です。
1960年代 Hans J. Wegner × Ry Møbler チーク カップボードはこちら

閉じれば端正なチークのカップボードに
まず印象的なのが、デスク部分を閉じた際のすっきりとした佇まいです。
直線を基調とした箱型のフォルムに、温かみのあるチーク材の木目が広がるシンプルなデザイン。
中央のライティングスペースを閉じることで、仕事道具や書類を内部に収納したまま生活感を隠すことができます。
横幅約1000mmに対して高さ約1810mmの縦長のプロポーションで、収納力を確保しながらも床面積を大きく取りすぎない点も魅力です。

扉を開けば、そのままデスクとして使えるドロップフロント
このカップボードを特徴づけているのが、中央に設けられたドロップフロント式のライティングスペースです。
大きな扉を手前へ倒すことで、その扉自体がデスク天板へと変化します。
普段は収納家具として使い、仕事や読書、書き物をする時だけデスクを展開できるため、リビングの一角にもワークスペースをつくりやすい構造です。
デスク・ブックケース・カップボードという複数の役割を、一台の家具にまとめた機能性の高さが感じられます。

手元を照らすライトを備えたライティングスペース
デスク内部には、作業スペースを照らすためのライトが備えられています。
木部の中にコンパクトに収まるシンプルな形状で、点灯するとチーク材の木目が暖かな光に照らされます。
読書や書き物、ちょっとしたデスクワークをする際にも、手元へ直接光を届けることができる実用的な仕様です。

デスク周りの小物を整理できる内部収納
ライティングスペースの内部には、小引き出しや細かく仕切られた収納スペースが設けられています。
筆記具や書類、手紙など、デスク周りで使う細かなものをまとめて収納できる構成です。
特に小引き出しの前板には緩やかな曲線が取り入れられており、機能だけでなく細部の造形にも美しさが感じられます。
必要なものを内部に収めておけば、デスクを閉じた際にはそれらをまとめて隠すことができます。

シンプルな木部に映える、小さな金属パーツ
装飾を抑えたチークの家具だからこそ、小さな金属パーツもデザインのアクセントになっています。
ドロップフロント部分には、必要な時だけ指を掛けられるコンパクトな金具を配置。
木部の表情を邪魔しない控えめなサイズで、家具全体の端正な印象を保っています。
こうした細かなディテールにも、シンプルさと使いやすさを両立したデザインが感じられます。

本や器、オブジェを飾れる上部のオープンシェルフ
上部には、横幅をしっかりと確保したオープンシェルフが備えられています。
本やレコードを並べるだけでなく、カップや器、フラワーベース、オブジェなどを飾るディスプレイスペースとしても活用できます。
上部を扉で覆わずオープンにすることで、高さのある収納家具でありながら圧迫感を抑えているのもポイント。
収納するものをただ隠すだけでなく、お気に入りのアイテムを見せながら楽しめる構成です。

収納するものに合わせて高さを変えられる棚板
上部の棚板は、高さを調整できる構造になっています。
側板に複数の取付位置が設けられているため、収納する本や器、オブジェなどの高さに合わせて使い分けることができます。
ディスプレイするものが変わっても対応しやすく、長く使い続ける収納家具として実用的な仕様です。
シンプルな外観だけでなく、使う人に合わせて調整できる機能性もしっかりと備えています。

たっぷり収納できる下部の両開きキャビネット
本体下部には、両開き扉の収納キャビネットが設けられています。
内部には複数段の棚が設けられており、食器や書類、日用品などをまとめて収納することができます。
上部ではお気に入りのものを見せ、下部では生活感の出やすいものを扉の中へ隠す。
見せる収納と隠す収納を一台で使い分けられるため、書斎だけでなくリビングやダイニングでも活躍します。

扉裏に残る「DANISH FURNITUREMAKERS CONTROL」のラベル
扉の内側には、「DANISH FURNITUREMAKERS CONTROL」のラベルが残っています。
普段は目に触れにくい場所ですが、ヴィンテージ家具の背景を感じられるディテールのひとつです。
家具としての造形やチーク材の美しさだけでなく、こうした当時の表記が残されていることもヴィンテージならではの楽しみです。
一台でデスク・ブックケース・カップボードとして使える家具
この一台の魅力は、単純な収納家具としてだけではありません。
上部では本やオブジェを見せ、中央ではデスクワークを行い、下部には日用品や書類を収納する。
それぞれ異なる用途を縦方向にまとめることで、限られたスペースの中でも多くの機能を持たせることができます。
さらに本体は上部と下部を分割できる構造となっており、空間や用途に合わせたレイアウトも可能です。
リビングや書斎、ホームオフィスはもちろん、ショップやオフィスの収納・ディスプレイ什器にもおすすめです。
このカップボードを選ぶポイント
- 1960年代頃のデンマークヴィンテージ
- Hans J. Wegnerデザイン、Ry Møbler社製
- 温かみのあるチーク材を使用した端正なデザイン
- 扉を倒してデスクとして使えるドロップフロント仕様
- ライティングスペース内部に小引き出し・収納・ライトを装備
- 本やオブジェを飾れる上部オープンシェルフ
- 棚板の高さ調整が可能
- 下部には複数段の棚を備えた両開き収納
- 上部と下部を分割してレイアウト可能
- デスク・ブックケース・カップボードの機能を一台に集約
まとめ
Hans J. Wegnerがデザインを手掛け、Ry Møbler社によって製造された1960年代のヴィンテージ ライティングビューロー。
チーク材の美しい木目を生かしたシンプルな佇まいの中に、オープンシェルフ、デスク、内部収納、下部キャビネットという多彩な機能が収められています。
閉じればすっきりとしたカップボード、開けばすぐに使えるワークスペースへ。
北欧ヴィンテージの収納家具やライティングビューロー、Hans J. Wegnerの家具をお探しの方に、ぜひご覧いただきたい一台です。